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プレッシャーとうまく付き合う方法

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日々の仕事や生活において、プレッシャーを感じることはありませんか?

たとえば、上司から言われたことを正確に、時間通りにこなすことも、ある意味でプレッシャーと言えます。同じ業務を、別の人がずっと上手く、早くこなしていたら、焦ったり自己嫌悪に陥ってしまったりすることもあるかもしれません。

さらに、責任のある立場になればなるほど、「言われた通りの仕事」ではなく、「判断や成果を求められる仕事」が多くなります。

判断を求められる仕事が次々と降りかかり、それらを的確に対応していく必要があるので、かなりメンタル面での強さが求められると言えます。

プレッシャーをどう捉えるか

そもそも、なぜ私たちはプレッシャーを感じるのでしょうか?

強い責任感であったり、周囲からの期待に応えたいという感情だったり、結果・成果を求めることが大きく影響していると言えます。また、背負っているものが大きかったり、経験したことのないことだったり、時間が限られている場合などもプレッシャーを感じやすいものです。

プレシャーそのものは、実は良いも悪いもありません。

要はそれを、あなた自身がどう捉えるか、ということです。

適切なプレッシャーであれば、張り合いになったり、頑張ろうと前向きになったり、プラスに働くこともあり、一概にプレッシャーは悪者、というわけではありません。

しかし、過度なプレッシャーを受け続けていると、ずっと張り詰めているため多大なストレスとなって、時には心の病気になってしまうこともあります。

仕事をしていれば、プレッシャーを感じる場面は少なからず出てくるもの。うまくつきあっていくことができたら、いいと思いませんか?

プレッシャー耐性は個人ごとに違う

自分が楽にできることや、簡単なことを繰り返していれば、判断を求められることもなく、プレッシャーはほとんどかからないでしょう。でも、それではなかなか成長も見込めません。

仕事の分野で実力を高めていくには、自分の能力よりもちょっと難しいことをチャレンジできる環境があるということが大切です。

「難しそうだけれど、自分にもできるかもしれない」と思えることが、プレッシャーを受けつつ、頑張ってみようと前向きな原動力になります。そして、上手くいったら、自分の成長と自信につながります。

しかし、あまりにも自分の実力と乖離していることを与えられたり、結果を求められすぎたりすれば、過度なプレッシャーに傾いてしまうかもしれません。そして緊張すればするほど、かえって実力を発揮できなくなってしまいます。

ここで気を付けたいのは、プレッシャー(ストレス)耐性は個人ごとに違うということ。

それは、個性です。

もしプレッシャーを強く感じたときは

もし、プレッシャーに悩まされているようであれば、思いきって休んでみることもひとつです。

心身ともに疲れた状態が続くと、いつも以上にストレスを感じてしまいがちですし、素晴らしいパフォーマンスは発揮できません。

「失敗したらどうしよう」「周りの期待に応えられなかったどうしよう」「結果が出せなかったらどうしよう……」

そのような不安や葛藤が強ければ、マイナスの感情にとことん向き合ってみましょう。

たとえば、あなたが新しい仕事をうまくこなせるかプレッシャーと強い不安を感じているとします。起こり得る最悪のことは何でしょうか?

 評価が下がる、もしかしたら会社をクビになるかもしれない。

では、もし会社をクビになったらときに起こり得る最悪の事態とは何でしょうか?

 家賃が支払えずに、マンションを追い出されるかもしれない。

では、もしマンションを追い出されたときに起こり得る最悪の事態とは何でしょうか?

 ホームレスになるかもしれない。

では、もしホームレスになったときに起こり得る最悪の事態とは何でしょうか?

 食べ物がなく、死んでしまうかもしれない。

そのような最悪なことが起こる見込みはあるでしょうか?

もし、あなたが新しい仕事をうまくこなせないとしても、命を奪われる見込みは限りなく低いと気づくはずです。

生活が困窮した時点で、家族が手を差し伸べてくれるかもしれませんし、そうした人がいなくても、セーフティーネットがあります。日本は社会保障制度が整った福祉国家です。

社会保障制度ってなに?基本的なポイント

恐れを感じたら、最も恐れていることは何かその正体を理解すること。そうすれば、あなたはそこから解放されます。

さらにもう一歩進んで、起こり得る最高のことを想像してみてください。肯定的なエネルギーを感じるのではないでしょうか。光を当てましょう。

ただし、そのプレッシャーやストレスがとても手に負えず、命を危険にさらすようなものであるなら、躊躇せずその場から離れた方がいいでしょう。

逃げることを恥ずかしいという人もいますが、決して恥ずかしいことではありません。むしろ、勇気あることです。命よりも大切なものなどありません。

トーマス・エジソンの言葉

日本は、どうも失敗に対して寛容に受けとめてもらえないところがあるように感じます。だから、極度に失敗を恐れてしまうのではないでしょうか。

完璧な人間などいません。誰だって失敗をすることはあります。

こういう私もつい先日、大きなミスをしてしまいました。かなり落ち込みましたが、起きてしまったことをいくら嘆いたところで、時計の針は戻せません。

事実として受け入れ、反省すべきを真摯に反省し、そこから次へのステップに生かすことが、唯一できることだと思うのです。

「発明王」と称されたトーマス・エジソンは、84年の生涯を閉じるまで、1300もの発明をしたと言われていますが、次のような言葉を残しています。

I have not failed. I’ve just found 10,000 ways that won’t work.

私は失敗したことがない。ただ一万通りのうまくいかない方法を見つけただけだ。

Thomas Edison (トーマス・エジソン)

 

うまく行かない方法を見つけただけ。そんな風にポジティブに受けとめることができれば、失敗も悪くはないのかもしれません。


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執筆者プロフィール
佐佐木 由美子

社会保険労務士、エッセイスト。グレース・パートナーズ株式会社代表。働き方、キャリア&マネー、社会保障等をテーマに日経styleやダイヤモンド・オンライン等の経済メディア、専門誌に多数寄稿。

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