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時には気紛れなひらめきに乗って

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さしたる話ではありませんが、買物に行くために車に乗りました。

車の中では、考え事をすることが多いのですが、ふと気づくと、行くつもりであった店をすっかり通り過ぎていました。こういったことは滅多にないのですが、さてどうしたものか……。

Uターンして来た道を戻り、目的地に行くこともできます。

しかし、せっかくなので今の場所から行きやすい店に行こうと頭の中でサーチ。ある店がピンとひらめいたので、そこへ向かいました。

すると、欲しいと思っていた2つの商品が、両方ともセール価格で売り出しているではありませんか! なんという幸運でしょう。

道を間違えていなかったら、その店に行くことはなかったでしょう。

心の中で、ささやかな偶然に感謝しました。

行動計画通りに進まなくても

この出来事を通して、思ったことがあります。

大きな目標を達成するためには、具体的な行動計画に落とし込み、期間と数値を決めて実行することが大切だ、と私たちは教えられてきました。仕事においても、計画通りに進めることを重視する傾向にあります。

これは、ある意味正しいことです。でも、困ったことに、私たちは一度決めた実行計画や方法にとらわれ過ぎてしまうことがあります。

Aの次はB、その次はC……。その通りに行動することが絶対であるかのように。

そもそも、そこまで詳細なやり方を決める必要はあるのでしょうか。

頑なに計画を実行しようと固執していると、周囲の変化を見過ごしてしまうかもしれません。

状況は刻一刻と変わっていきます。プランBやそれ以外の選択肢も含め、柔軟に対応していくことは大切ではないでしょうか。

もし、私が最初に行こうと思っていた店に「行かなければ」と思って、道を戻ったとしても、欲しいと思っていた商品があったかどうかはわかりません。まして、それらが両方ともセール価格で売っていたとは思えません。

だから、決めた通りの方法がうまく出来なかったからといって、焦ったり、落ち込んだりする必要などないのです。

時には、気紛れなひらめきに乗ってみてもいいのではないでしょうか。

心の赴くままに。

もしかしたら、目標としていたものや、手に入れたいと思っていたものよりも、もっと素晴らしい果実を手に入れることができるかもしれません。

しかも、自分では想像もできないような奇想天外な方法で。

本質を見失わないこと 

何が起こるのかわからないのが人生です。

だから、心を広げ、柔軟性を大切にすること。

常に、可能性は開かれています。自分がそう思っていれさえすれば。

大切なのは、手に入れたいものの本質を見失わずにいることです。

時には回り道に思えるようなことも、ふと思いついて「何となく良さそう」と思えたら、やってみたらいいと思います。

そのとき、理由はわからなくても、後になってから「あの出来事は必然だった」と思えるかもしれません。


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