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信州小布施「北斎館」 栗と花の町を訪ねて

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こんにちは、佐佐木由美子です。

長野県小布施町にある、葛飾北斎の専門美術館「北斎館」へ行きました。

「栗と北斎と花の町」として知られる小布施の町並みは美しく、個人宅の庭を一般に開放しているオープンガーデンも魅力のひとつ。栗スイーツも満喫できます。

栗の小径はレトロな雰囲気
オープンガーデンの看板があれば自由に散策できる

小さな美術館「北斎館」

1976年に開館した北斎館

江戸時代後期の浮世絵師・葛飾北斎(1760-1849年)と言えば、「富嶽三十六景」に代表される富士図版画で知られています。

北斎が初めて小布施を訪ねたのは1842年と言われ、豪商であり門弟の高井鴻山が自宅にアトリエ(碧漪軒)を設け、北斎の制作活動を支えました。

当時からすれば、相当長生きした北斎ですが、晩年の4年間を小布施で過ごし、屋台祭天井絵をはじめ、多くの肉筆画を残しています。

北斎館では、現在「秋のお宝大放出~北斎館名品展」が開催中。

富嶽三十六景の作品の数々。館内は撮影可

お宝大放出と銘打っているだけあり、世界的に評価を受ける所蔵作品「富嶽三十六景」や「北斎漫画」をはじめ、二基の祭屋台が収蔵展示されています。

東町祭屋台の「龍」と「鳳凰」は今にも飛び出してきそうな躍動感があり、上町祭屋台の「男浪」「女浪」の天井絵は、これぞ北斎と言わんばかりのダイナミックな構図に目が離せません。

上町祭屋台(手前)と東町祭屋台(奥)
上町祭屋台天井絵「女浪」
上町祭屋台天井絵「男浪」

一方、掛け軸の「菊図」は、繊細かつ気品が感じられる素晴らしい作品でした。

菊図

才能に溢れ、最期まで制作意欲の衰えなかった北斎。

江戸とは風情の異なる小布施で、北斎は何を感じていたのでしょうか。

The Hokusai-kan Museum

アートを巡るエッセイ

執筆者プロフィール
佐佐木 由美子

社会保険労務士、エッセイスト。グレース・パートナーズ株式会社代表。働き方、キャリア&マネー、社会保障等をテーマに日経styleやダイヤモンド・オンライン等の経済メディア、専門誌に多数寄稿。

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